優れた耐火性能

木造ながら公庫では準耐火構造に

建設省建築研究所の火災実験室温比較ツーバイフォー住宅の優れた耐火性は、数々の実験においても実証されています。

例えば、1987年に建設省などが中心となって行った実物大住宅の火災実験では、耐火措置のされていない木造軸組工法の住宅が約10分で1000度に達したのに対し、ツーバイフォー住宅では約35から40分後という結果がでています。

また、1991年に地震直後の火災を想定し、実験建物に一定の変形を加えた上で出火させた3階建て住宅の火災実験においても、ツーバイフォー住宅は発火後60分を経過しても火元の1階部分から階上への延焼はなく、1階部分が燃えるまでに73分という抜群の耐火性を発揮しました。

このような実験の結果から、ツーバイフォー工法の耐火性は高い評価を獲得。
ツーバイフォー工法で建てられるほとんどの住宅が住宅金融公庫において準耐火構造建築物に認定され、融資条件もより有利になっています。

熱に強い木は耐火性が抜群

温度に対する材質の変化率木を多用した木造住宅は一般に火災に弱いと思われがちです。

しかし、ツーバイフォー住宅に使用される構造材のように太く厚みのある木材は、火災にあっても表層部だけがこげて炭化層をつくるため、火の進行を食い止め木の中心部まで燃焼してしまうことはほとんどありません。
万一火災で焼けても、構造の強度そのものはほとんど変わらないことがわかっています。

一方火に強い素材と考えられている鉄は、550℃を超えると急速に変形をはじめ、強度は急激に低下します。
同一強度の2×4木材と鉄骨材による燃焼実験でも、”木は鉄より火に強い”ことが実証されています。

消防活動にあたっている現場の消防士たちが、「怖いのは木造住宅よりも鉄骨住宅」と語るのには、こうした理由があるからです。

延焼を食い止める「ファイアーストップ構造」

温度に対する材質の変化率木そのものの耐火性だけでなく、エイワホームの住宅は、耐火性能の面でもきわめて優れた構造となっています。

従来工法の木造住宅や軽量鉄骨などの軸組構造の住宅の場合、いったん家の内部から出火すると、床下や壁内部のすき間から、天井、屋根裏への空気の流れるすき間を伝わって一気に燃え広がるといわれています。

しかし、エイワホームの場合は延焼防止に優れ、内装下地材に火に強いせっこうボードを使用することはもちろん、上枠、頭つなぎ材等がファイアーストップ材(火災拡大防止材)として機能するため、火災が上層階や隣室に広がるのを最小限に食い止めます。 また、1階の壁と2階の壁の間に床組を設けているため、1階の壁内に入った火が2階の壁に広がるには時間がかかり、上層階への延焼はさらに遅くなります。

このような二重三重のファイアーストップ構造により、エイワホームは初期消火の可能性の高い、火災の被害を最小限に抑える安全な住まいをつくります。

石膏ボードでさらに耐火性アップ

住まいの防火対策にはもらい火を防ぐ工夫とともに、内部からの出火の延焼を阻止する工夫が必要です。

エイワホームでは、すべての天井や壁の内側全面に高温でも伸縮や変形を起こさない耐火性能に優れたせっこうボードを使用しています。
このせっこうボードの中には約21%の結晶水が含まれていて、ボードの表面に炎が触れると熱分解を起こして、水蒸気を発生しつづけます。 水蒸気は、12.5mm厚で約25分、15mm厚では約40分発生し続けます。
このため、万一火災が発生しても天井裏や壁の内部の温度が上昇しにくく、壁内構造木材の発火温度(約450℃)に達するまでの時間を大きく遅らせ、火災の拡大を防ぎます。

火災発生の連絡から、消防車の到着までおよそ約10分。
せっこうボードが延焼を食い止めている間に、消防車が到着するというわけです。

また床・壁の内部に埋め込まれる断熱材も、火災時の熱が構造材に伝わりにくくし、せっこうボードとともに木材の発火を遅らせます。 これによりツーバイフォー住宅の耐火性は、さらに高くなっています。